2014年11月27日木曜日

秋のフィナーレ

先々週、なので11月5日か6日、そちらの紅葉は今どうでしょうとお客様からお電話でお問合せをいただだきました。
お電話をいただいたとき、うちの公園では、芝生広場のケヤキ、畜舎のナンキンハゼはもう葉を落としていましたが、山ぎわのもみじはそれなりに赤く、道路沿いのメタセコイヤはまだみどり。
いろんな木々がてんでに紅葉するので、春のサクラの、五分とか見ごろ、散り始めみたいな簡潔な表現が出来ません。
結局、今の窓の向こうの様子をあれこれお話していると、何かの言い訳のようで行楽情報とは言いがたい雰囲気になってしまい申し訳なかったです。

電話が終って、あらためて木々を見渡してみるのですが、まだ青い葉っぱから落葉してしまった木まであって、今が紅葉の始まりか、途中か、終わりがけか、そこさえよく分からない。
まだ青いメタセコイヤの葉っぱを見ていると、今年のメタセコイヤは、紅葉が遅すぎで、見ごろと言える時期は無いのかもしれない、とか、そもそも、もみじを何十本と植えているわけではなし、いろんな木がいろんなタイミングで、たまたま紅葉しているだけで、ことさらお勧め出来るようなバッチリの紅葉の時期なんてものは、無いじゃないかとか考えてしまいました。

紅葉は、あちらの木が赤くなるころ、こちらはまだみどり、なのにもう葉の散った木もあって、ソメイヨシノが一斉に咲くその日が春のオープニングみたいな春のメリハリはつき難く、むしろそういう日々の変化の中にある、小さい秋を見つけながら、気がつけば、葉が落ちて冬がやってくるそういうのが秋の風情。
紅葉も見ごろなんて言葉は使わず、日々のうつろいをそれぞれに、そして穏やかに楽しでいただけるような具合にその時々の様子を(もちろん、もう少し言い訳がましくなく)情報提供が出来るといいなぁと言うのが11月初旬の結論でした。

が、11月26日、前日からの雨がまだ止まず、朝から夕暮れみたいな日差しの一日にもかかわらず、ビジターハウス正面のメタセコイヤが燃えるようなオレンジ色、他のメタセコイヤも、もうほぼオレンジ。
公園の西のやまぎわは、こんなにたくさんモミジあったんだと驚く赤。
昨年は猛暑で、早々と葉を落としていたドウダンツツジが、今年は真っ赤。
お昼に行きつけのガソリンスタンドに寄ったら、そこのご主人も、周りの山の紅葉が今日一日で一気に進んだ感じがすると仰います。
公園の山ぎわ、ハイキングコースの入口には、サザンカが満開で、溢れた花びらが、散策路に散って花道まで出来ています。
メタセコイヤのオレンジ
写真より赤いもみじ

ドウダンの赤は秋のあか

赤じゃないピンクでもない、サザンカの花びらの色何と言えば良いんでしょう  
 そして今日11月27日は雲ひとつ無い快晴。
前言撤回、小さい秋ばっかりじゃありません、お日様を透かした葉っぱがステンドグラスのように美しく、今日、もし、紅葉についてのお問い合わせをいただけば、今が見ごろと簡潔にお返事いたします。

今日からが、当公園の紅葉のピーク、秋のフィナーレ、木枯らしが吹いて葉っぱが散る前に、ぜひぜひ紅葉散策にお越しください。