2015年11月12日木曜日

3度目のオータムフェスタ

 11月になりました。畜産センター公園の木々の紅葉も見ごろを迎えようとしています。畜産センター公園は四季折々の景色が楽しめるとてもステキな公園です。よくお客様に「こんな自然がいっぱいのところでお仕事、いいわね~」とお言葉をかけていただきます。
春の桜・夏の木々の緑・秋の紅葉。冬、雪が芝生広場一面に積もるととてもきれいです。
私は事務所でお仕事をしながら季節の移り変わりを楽しんでいます。
 そんな秋の季節をご家族皆様で楽しんでいただけるよう、11/3文化の日にオータムフェスタを開催いたしました。ご来園いただきました皆様、イベント開催にご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
 このオータムフェスタ、今回で3回目だったのですが、過去2回は雨の中での開催でした。今年こそは!!そんな思いで週間天気予報とにらめっこの1週間を過ごしました。そして、イベント当日、気持ちのよい秋のお天気に恵まれての開催となりました。
 今年は、岐阜市消防音楽隊の皆さんにオープニング演奏をしていただきました。

岐阜市消防音楽隊 演奏時の風景

そして、芝生広場では恒例となりました岩野田児童センターの皆さんによる青空児童館。鷹とのふれあい。

芝生広場の風景
ちなみに、鷹匠さんは畜産センター公園職員なんです。ビジターハウスでは、クラフトマーケット。ウッドバーニング体験。飲食販売。畜産センター公園の自然を体感できる外ヨガ、自然観察会。エサやり体験では、普段は出来ないブタへのエサやりも行いました。今回もたくさんの方のご協力で無事、イベントを開催することができほっとしております。お天気に恵まれた秋の1日、ご家族皆様で楽しく過ごしていただけたでしょうか。
 さて、イベントということで。畜産センター公園では、様々なworkshopを開催しています。ここで12月に開催予定のworkshopをご紹介させていただきます。
 まずは、12/16(水)トールペイントworkshop。ミニ羽子板にお正月のペイントを施します。そして、12/17()お正月の寄せ植えworkshop。春まで楽しめる花苗を使って寄せ植えをします。どちらのworkshopも事前予約が必要です。詳しくは広報ぎふ11/15号、もしくは岐阜市畜産センター公園HPをご覧ください。
 畜産センター公園では、今後もご家族皆様で、親子で、そして大人の方だけでも楽しんでいただけるイベントやworkshopを企画・開催したいと思っています。イベントやworkshopのご要望。また、講師になってworkshopを開催したい。など、窓口やHPのお問い合わせをご利用いただき、ぜひ皆様のお声をお聞かせください。

 秋も残り少なくなってきましたが、芝生広場でピクニックをしたり家畜エリアをお散歩したり。園内で秋みつけを楽しんでみてください。夕方は寒くなってきますので、防寒対策もお忘れなく!!

編集者:岐阜市畜産センター公園 池間

2015年10月10日土曜日

バラ園 拡張工事中!!


バラ園拡張工事の様子
10月といえば秋バラの時期ですが・・現在、当公園のバラ園は工事中です。
園芸について全く素人の私が、バラ園の管理を任され3年半・・・沢山のお客様のあたたかい励ましのおかげで、なんとかここまでやってこられました。そして、ついにバラ園が拡大することになりました! 総面積は現在の約1・5倍になります! 
 また、今までイノシシ対策で施してあったネットをフェンスに切り替えます。これでお客様に足元を気にせず、存分にバラを見ていただくことができると思います。
 現在は外周の工事を主に行っていますが、今後も植栽地帯と園路を作り、用土を入れ、苗を植え、とまだまだ作業は続きます。秋バラを見に来園される客様には、ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
 来年の春、新しくなるバラ園をぜひ楽しみにしてください。

編集者:岐阜市畜産センター公園 バラ園担当 西垣

2015年9月16日水曜日

人気者のうさぎさん

参加費は1300円で、飼育員の付き添い・解説つき
3種類の動物に手から直接エサをあげられる『えさやり体験』
今回のスタッフブログでは、そんなえさやり体験のなかでも特に人気の高い動物を紹介します

うさぎ舎

一番人気は、やはりウサギさん

小さなお子さんを連れたご家族が参加されることが多いので、体が小さくておとなしく、絵本などでも親しみの深いウサギさんにあげたいと希望されることが大半です

現在このお家で暮らしているウサギさんは5
みんな女の子です
部屋の中の様子

食いしん坊な子、控えめな子、活発な子、前から駆け寄ってくる子、後ろから忍び寄ってくる子、性格は様々です

そんな5羽のウサギさんの中でも、人気を二分している子達がいます
小柄ですっきりとした顔のミケちゃんは、男性に一番人気
ミケちゃん

ミケちゃんよりもさらに小柄で、ふわふわの丸い顔なモントちゃんは、女性に一番人気
モントちゃん

実はこの子達、親子なんです
ミケちゃんがお母さんで、モントちゃんが娘
親子そろって美人さんなんですね


ところでみなさん
ウサギさんの目の色はなに色だと思いますか?
えさやり体験に参加される方のほとんどが『赤色』と答えてくださいます
しかし実は、ウサギさんの目は赤色だけではなく、黒や茶色、青色の子もいるんです
残念ながらセンターには赤色の目のウサギさんはいないのですが、黒・茶・青の目の子は確認できますので、ぜひ柵越しに見つめてみてください


えさやり体験は年齢制限を設けていません
小さなお子さんからお年を召された方まで、どなたでも大歓迎です

ぜひ一度、センターの動物たちと触れあってみませんか?

編集者:岐阜市畜産センター公園 横山

2015年8月13日木曜日

「彫刻村 in GIFU2015」開催!

8月5日から8月23日にかけて、畜産センター公園の南駐車場にて、「彫刻村 in GIFU2015」 が開催されています。
彫刻村とは1971年に、作家の育成と地域の活性化を目的に始まったもので、昨年まで郡上八幡市を拠点に行われていましたが、今年は本公園で行われることになりました。

さっそく、その制作現場を取材してきました。



まだ、制作を始めて数日ということで、作品の大まかな形作りを行っているようです。
大胆に、チェンソーを使い木材を切り抜いています。
なお、8月22日にはチェンソーアートの実演イベントも計画されています。



こちらではノミで慎重に曲面を削っています。
パーツが幾つかあるようなので、組み立てて造る作品でしょうか?



まだ未完成ですが、こちらはあらかた形ができています。
言葉では表現できない、不思議なこの形状。
早くも「芸術作品!」という雰囲気をかもし出している気がします。



最終的に、どんな作品が出来るのか楽しみですね。
完成品は、2016年4月上旬に「ぎふメディアコスモス」で展示される予定になっています。


見学もできますので、制作過程の様子をぜひご覧になってください!

編集者:岐阜市畜産センター公園 木村

2015年6月11日木曜日

ササユリの次は?

毎年、5月下旬~6月中旬にかけて見頃を迎えるササユリ。
今年は新聞やテレビに取り上げていただいたこともあり、それを見た多くのお客様に足を運んでいただきました。

しかし、気候の関係か今年は開花時期が早く、早目に見頃の時期が過ぎてしまいました・・・
わざわざ見に来ていただいたのに十数輪しか咲いていなかったなんてことも。
また来年、きれいに咲いてくれる事を期待しています!!


さて、これから暑い夏に向かうにつれて花が咲く植物は少なくなっていきます。
これから見頃を迎える花もあります。
それは、「アジサイ」です。

園内ではいたるところに点在して咲いていますが、芝生広場西側からハイキングコースへ入ったところにあるアジサイ園を見ていただくのがオススメです!たくさん咲いていて見応えがあります。



また、花ではありませんが、湿性植物園にあるハンゲショウも見頃です。
葉っぱの先が白くなる不思議な植物です。


ほかにも、カラスビシャク、バイカツツジ、ホタルブクロといったちょっと珍しい植物の花がハイキングコース等でひっそり咲いています。

こんな時期でも、見頃な植物が意外とあります!
ハイキングコースへ探しに出かけるのも良いかも知れません。
ただし、これからは梅雨の時期・・・足元が滑る可能性もあるので気をつけてくださいね!


編集者:岐阜市畜産センター公園 木村

2015年5月21日木曜日

メ~テレ ドデスカ!”踊ろう!ウルフィ~ズ”の生中継がありました

5月19日火曜日、名古屋TVのドデスカ!”踊ろう!ウルフィーズ”の生中継がありました。
メーテレキャラクター”ウルフィー”がダンスで地元を盛り上げ、訪れた町のイベント等を紹介するものです。

夜半から雨が降っていたのですが、本番前にはあがりラッキー!!
地元のみなさんが、朝早くからたくさん集まってくださいました。
ぎふ長良川鵜飼マスコットキャラクター”うーたん”も駆けつけてくれて、会場は一気にヒートアップ!!

            まずは、ウルフィーとダンスのリハーサル

本番は、メ~テレ、望木聡子アナウンサーによるバラ園の案内にはじまり、
続いて、ミニゲーム”ウルフィーチャレンジ”。
走ったり、腰を振ったり、体につけた万歩計のカウンターで数を競います。

目玉の”ウルフィーダンス”では、みなさん、元気いっぱい踊ってくださいました。

バラ園のバラもちょうど見ごろを迎え、番組に色を添えました

朝早くから公園に駆けつけご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

岐阜市畜産センター公園 立川

2015年4月24日金曜日

スプリングフェスタに向けての風景

平成27年4月26日(日)開催のスプリングフェスタの中で行われる、羊の毛刈りの予行練習を行いました。

先週、羊の毛刈り講習に参加してきた職員が、おニューの毛刈りバリカンを持って挑戦!
きれいに毛を刈ることができました。


羊は無理に押さえつけると暴れてしまうので、スムーズに作業を行うには色々なコツや経験が必要となります。
この羊は、首下に足を入れることで大人しくなるとか。

スプリングフェスタ当日には、MC付きで羊2頭の毛刈り実演を行います。

毛刈りは年一度しか行われない為、その様子をご覧いただけるのは今の時期だけとなります。
職員も練習の成果が出せるよう頑張りますので、作業風景の見学に是非お越し下さい!


★平成27年4月26日(日)開催のスプリングフェスタの情報はこちら★
http://www.chikusan-center.com/eventdetail62.html


編集者:岐阜市畜産センター公園 木村

2015年3月11日水曜日

諸葛菜

アメリカフヨウの花壇にショカッサイの花が咲き始めました。
未だ4株くらいですが、下旬には一面に咲き出すと思います。















ショカッサイ(諸葛菜)
別名:オオアラセイトウ、ムラサキハナナ
アブラナ科。中国原産。1年草。
耐寒。花期:3~4月。
江戸時代中国からきたもので、名前は諸葛孔明が食用に植えたとされることに由来し、中国名は「諸葛采」と書き、これを音読したものです。
オオアラセイトウが正しい和名で、牧野富太郎氏の命名。

別名のムラサキハナナはむらさき色の食べられる菜という意味です.

岐阜市畜産センター公園 雉野

2015年3月6日金曜日

未年のひつじ

昨年9月~11月にかけてハネムーンを送ったコリデ-ルのうめことはるおのカップルとサフォークのクララとトモのカップルの赤ちゃんが3月早々に生まれました。


生まれて2日目














 羊の妊娠期間は150日、ハネムーンが始まったのが(同じ部屋で暮らし始めたと言うことです)9月の頭なので、もし赤ちゃんを授かっていれば、2月から4月初旬までが出産予定です。
ひつじはご存知のとおり、(春に毛刈りをしたのでこの季節は)特に、全体がモコモコして丸っこく、変化のわかりにくい体型なので、外見で妊娠したかどうかがわかりません。
そこで、2月からは、妊娠しているかもしれないと言うことで、これまた毛で隠れてよく見えないお乳の張具合などを観察してきました。
2月末には、コリデールのうめこのお乳がずいぶん張ってきたのを確認、搾ればお乳が出ます。
うまくいけば、あと1週間と予測していたところ予想的中、3月1日と2日のワンツウフィニッシュとなりました。

わけあって哺乳瓶















赤ちゃんは、それぞれ一頭、3月1日にうまれたのが、コリデール、2日がサフォークです。、
待望の未年の羊。
生まれたては、華奢な体に全身パンチパーマ風の短い毛で覆われて、それはそれは可愛い。
コリデールの赤ちゃんは、大人と同じ白ですが、大人のサフォークが、顔だけ黒いのに、生まれてたての赤ちゃんは、全身真っ黒。
羊舎の奥が少し暗く、黒いサフォークの赤ちゃんの写真が、、黒毛和牛と同様、黒いかたまりみたいにしか撮れなくて、可愛さが十分伝わらないのが残念です。

どちらも初産ですが、安産の様子。
そこで、心配なのは、赤ちゃんのお乳の飲みっぷりです。
生まれてすぐの初乳は、お母さんの持っている免疫抗体を赤ちゃんの体に移行させるための数日間限定の特別なお乳なので、これを早く飲んでもらいたい。
お乳を飲み始めればひと安心














コリデールは、順調にお乳を飲んでいますが、サフォークのほうはお母さんが上手に授乳体勢をとらないで、寄ってくる仔羊から離れてしまい、授乳がうまくいきません。
うろうろ動き回るサフォークのお母さんを押さえ込み、仔羊をお乳のところへ誘導したりしますが、仔のほうも乳首を捜せず、お腹の毛に吸い付いたりして、かなり不器用。
心配になる母子の距離














いきなり全面的に人が手を貸すと、お母さんの育児放棄なんてこともあるので、なるべく自力で飲んでくれるよう誘導はしますが、早くお乳を飲ませないと抗体も栄養も不足してしまいますし、母親も、授乳がうまくいかないとお乳が詰まり、乳房炎を起こします。
そこで、翌日3日からは搾乳したお乳を哺乳瓶で仔羊に飲ませることにしました。
翌日4日に獣医さんに親子の様子を見てもらったところお乳の量が少ないようなので、粉ミルクを足すことにしました。

今は、仔羊に粉ミルクで、栄養補給をしつつ、母羊には乳房炎予防とお乳の出が良くなるよう、マッサージをかねて搾乳をしています。
日に何度も授乳と搾乳に人手が取られるので、忙しくなりますが、元気に育つよう手をかけて行きたいと思います。

また、3月2日は小学1年生のお子さんが、社会見学に来園中でした。
少し畜舎の見学をしていただく予定でしたので、子羊も見ていただきました。
牛もみました



2015年2月25日水曜日

岐阜市の「春を先取りできる場所」

2月24日火曜日、地元のケーブルテレビ局CCNの取材がありました。
テーマは、岐阜市の春を先取りできる場所。
当公園のほかに、お隣の岐阜薬科大学薬草園と岐阜のイチゴ生産農家をめぐる、岐阜市の「春を先取りできる場所」を紹介する番組です。

番組の正式名称は、「ぎふっ ciao!」『岐阜市の春をさきどりciao』
年4回岐阜市が製作する広報番組の1本で、3月いっぱいCCNの番組で毎日流す15分番組です。
また、4月以降は、「岐阜市公式Youtubeチャンネル」でも配信され、ケーブルテレビ契約をされていない方にもご覧いただけるようです。

当園で取材いただいたのはもちろん動物たち。
今年2月4日に生まれた仔牛が、お母さんや昨年生まれのお姉ちゃんと一緒にいるところや2月生まれの仔豚がお母さんと一緒にいるところなど、色々撮影していかれました。
また、今年の干支の羊とえさやり人気ナンバーワンのウサギで、レポーターのお姉さんに餌やりを体験してもらいました。

リハおねがいしまーす














ほんばん行きまーす














動物舎を廻る他に、以前中日新聞で紹介していただいた、「ひつじクラブ」も取材していただきました。
うちで春に刈った羊の毛で、何か作ってみたいと思った人たちの集まった当園ならではのサークル活動です。
ひつじクラブ自慢のひつじ帽子で出演














ピンマイクをつけると緊張する














と撮影していただいたところを紹介してみましたが、うちだけで、半日以上かけての取材でした。
しかし、放送時間は全部で15分、もちろん他の2ヶ所の紹介もあります。
したがいまして、取材の内容すべてが放映される、とは行かないようです。

岐阜市畜産センター公園 奥村

2015年2月6日金曜日

仔牛の赤ちゃんが生まれました

2月4日午後10時30分頃に、黒毛和牛のかぐやが赤ちゃんを産みました。
予定日は1月29日、予定日を過ぎてきたので、3日前から、畜産のリーダーが、夜に巡回に来ていました。
4日は昼間に、いつもは喜ぶブラッシングを嫌がるとか、粘液が出ていたりとか、明らかな出産の兆候があったのでそろそろだろうなとは思っていたそうです。
午後11時に牛舎に入ったら、ちょうど赤ん坊がお母さんにペロペロ舐められていたので、出産推定時刻は10時30分。

牛だけでなく、うちの家畜みんな、出産に人が手を貸すことはありません。
自分で気張って生みます。
出産後心配なのは、お乳です。
お母さんのお乳が出ないと言うことはないのですが、初乳にだけ含まれる抗体があるのに、なかなかお乳を飲み出さない仔がたまにいて、これが心配の種。
飼育員は、自分の目でお乳を飲んでいるところを確認するまで手放しで喜べません。

今回生まれた仔は、お母さんに舐めてもらってすぐにお乳のかぶりついたのでとても安心です。
よく動きお母さんから離れて歩き回ったり活発で、お母さんについて歩いていた昨年生まれのかんなより、活発な感じです。

翌日の午後、獣医さんに立ち会ってもらい、体の大きさを計りました。
このとき、人に触られても、お姉ちゃんのかんなと比べ、嫌がったり怖がったりしなかったので、人懐こい性格かなと思います。

測定の結果は、体重35kg、体高75cm(地面から肩までの高さ)体長80cm(頭からお尻までの長さ)。
黒毛和牛としては平均的な大きさの赤ちゃんです。

かぐやは3回目の出産ですが、相変わらず出産後何日かは目つきが鋭くとても怖い。
生まれてきた仔を写真に撮りたいのですが、外から日の射す小屋の中にしゃがんだ真っ黒の牛の赤ちゃんを遠めで、写真に収めても黒い塊にしか見えません。
形はわからないまでも、目鼻くらいはなんとか














もっと近寄って撮りたいのですが、かぐやは、ブログ用の写真を取りに来たような見慣れない職員には警戒心を露わというより、敵意をむき出しの目つきで迫って来るので怖くて近くまで行かれません。
さすがにいつも世話をしている飼育員には向かってこないので、かぐやの鼻輪を抑えてもらい、動かないよう抑えてもらったその横を抜けて、赤ん坊に近づこうとしたのですが、飼育員を振りほどきはしませんが、もう睨みではすまず、グイッと一歩二歩、左の角を低く突き出して迫ってきます。
その迫力たるやもう、近づきはしましたが、びびってぶれた写真しか撮れませんでした。
こえーよ かぐや














お母さんはとても怖いです。

岐阜市畜産センター公園 奥村

2015年1月28日水曜日

仔牛がやってきました。

1月19日、公園に仔牛がやってきました。
市内の農場で生まれ(平成26年10月27日生れ)、乳離れがすんだ生後3ヶ月。
体重はもう95kgありますが、まだまだ子どもの顔をした、白と黒の典型的な牛の柄のオスのホルスタインです。
今は部屋の中にいることが多い














お母さんから搾ったお乳を農家の方が飲ませていたので、人馴れしてるよというお話でした。
うちで生まれた現在、生後1年1ヶ月(平成25年12月16日生れ)のメスの黒毛和牛「かんな」がお母さんべったりの一人っ子のせいか、とても臆病で、柵越しにお客様を見かけるだけで柵から離れていってしまうほど愛想が無いので、今度の仔牛には、愛想の良い態度をとってくれることを期待しています。

ちょっとピンボケ













とは言え、まだやってきたばかりで、うちの環境に慣れていないようで、藁を敷いて暖房器具のある部屋の中にいることが多く、今はまだ、あまりお客様にご覧いただけていません。
でも、もうしばらくすればあちこち歩くようになり、晴れた日は、日差しを浴びて暖かくなったコンクリートの土間へひなたぼっこしに顔を出しことも多くなり、お客様ともお目にかかれると思います。
晴れた日には、仔牛見学に畜産センター公園にお越し願います。
大きくなれよ



















岐阜市畜産センター公園 奥村

2015年1月14日水曜日

1月13日連休明けの火曜日

1月13日、連休明けの火曜日の畜産センターをご案内いたします。
昨年年の暮れから年始にかけてよく雪が降りとても寒かったのですが、来週は大寒、一年で一番寒い時期はこれから一ヶ月です。
こういう寒い時期、うちのような屋外施設はお客様が少なくなります。
でも、ご家族みんなの運動不足解消のため、寒いところをちょっと我慢してご来園頂ければ、意外と動物の姿もご覧いただけますし、芝生広場は、空いていて貸切みたいにお使いいただけます。
ハイキングコースも冬なりの楽しみもございます。

 13日は、とてもよいお天気でしたが、風が強く、寒い一日でした。
ひなたぼっこには不向きかなと思いますが、豚や牛は畜舎の軒先のコンクリートの床に寝転んでいます。
風はあっても、コンクリートの床が日差しを浴びて暖かくなっているようで、それが気持ちがいい様子。

若いかぐやはとても臆病で柵外の人の気配で驚いて立ち上がりました。
 豚たちは皆でごろんと寝そべって、ピクリとも動かず、まるでバナナ園のワニみたい。
1頭だけで寝ていると死んじゃったかと心配になります。
 生後間もない仔豚たちの畜舎の部屋には、蛍光灯みたいな電気ヒーターを入れてるので、仔豚はみんなそこで寄り添ってヌクヌクしていることが多いです。
でも、運動場へ出る扉が開けてあって、柵の外からでも、そこめがけて手を振ってやると、チョロチョロ顔を

出している好奇心の強い豚が誘われて出てきます。
すると釣られて他の仔もぞろぞろ出てきて、誰かが地面を掘り出すと全員で穴掘り。
穴掘りに夢中になると寒さは気にならないようで、結構長い時間外にいます。
2頭くらい誘い出せればみんな来ます。
 豚は相当な近眼らしいので、仔豚を外に誘い出したければ、手は大きく振るのがポイントです。
大声で呼ぶと驚くので、あまり呼びかけず身振りで誘うのが良いと思います。
仔豚と目が合ったら是非一度試してみてください。
おとなの方が無言で、豚舎の前で無言で、ゆらゆら揺れていると周りの目が気になることもあると思いますのでお子さんと一緒に手を振ることをお勧めします。
午後からは、お母さんとお子さんの親子連れが何組か動物たちを見に来ていらっしゃいました。

芝生広場は、どんなに寒くても、午前中早い時間は、散歩のご常連をお見かけします。
しかし、昼間はいくらお天気が良くてもお弁当を広げるのにはちと寒い。
連休中は、凧揚げのお客さんがいらしていましたが、平日に公園に来られる年齢のお子さんに凧揚げはまだ早い。
と言うわけで、平日昼間の芝生広場はひと気がありません。
今なら貸切り

でも、よちよち歩きのお子さんには、茶色くなって冬眠中とは言えフカフカの芝は、転んでも痛くありません。
また、乾いた芝は、コンクリートの床ほどでは無くとも、天気が良ければい日差しも取り込みいくらか暖かく感じられると思います。
芝生広場を自由に歩いたり転んだりすれば小さいお子さんには良い運動になって、夜もぐっすりと言うような効能が期待できないでしょうか。
お弁当ご持参ならば、ビジターハウス1階にテーブルといすがございますのでそちらでお召し上がりいただけます。
寒いことは寒いですが、屋外で、人ごみでもないので、風邪をうつされる可能性は低いに違いない。
親子でちょっと気晴らしに、冬のピクニック、いかがでしょう。

バラ園から続く小道を少年の家を越えて左折、ハイキングコース入口にサザンカの並木があります。
花はもうあまり咲いていませんが、足元は花びらがピンクの絨毯で、その先並木を抜けると落葉の絨毯に変わります。
寒いので花びらが長持ちするような気がします。
落葉の絨毯には、ちょっと変わった形のまつぼっくりやドングリが混ざって落ちています。
木の実なんかを拾おうとしゃがめば、絨毯の落葉にさまざまな種類があるのに気がつきます。
歩くたび、冬のハイキングコースは、足元に小さな発見があります。
バラの蕾のようなまつぼっくり
一方見上げれば葉の落ちた森の空は春や夏より高く、青く、開放感があります。
冷たいけれど清涼な冬の空気を胸いっぱい吸い込める山歩きは、チラホラですが毎日人影があります。
葉が落ちて、青空が広がっています
公園はとても寒いですが、野外ならではの四季の変化があり、季節で変わる動物たちのの暮らしがあります。
寒さを楽しみに、大寒の公園にも、ぜひ一度お越しください。

岐阜市畜産センター公園 奥村

2015年1月13日火曜日

1月のぴよぴよおはなし会

1月12日祭日の月曜日にぴよぴよおはなし会の五回目を開催しました。
ぴよぴよおはなし会は奇数月の第2月曜日に開催しています。
いつもはお母さんと幼稚園や保育園へ入る前の小さいお子さんのペアが大半ですが、今回開催日が休日と重なったので、お父さんも一緒に来ていただいいたご家族もいらっしゃいました。

お話をしていただくのは、「おはなしグループ みみずく」さん、今まで五回のうち四回でお世話になっている、当園のおはなし会の主軸のグループです。










みみずくさんのおはなしは、絵本に仕掛けがあったり、お人形が飛び出したりと楽しい工夫がたくさんあり、お子様だけでなく大人にも楽しんでいただけます。










開催時間は毎回10時半から30分間。
お話を聞いたあとは芝生広場を駆け回ったり、動物を見て回ったり、外遊びと組み合わせていただければ、心も体ものびのびします。

皆様の次のお越しをお待ちしております。
岐阜市畜産センター公園 奥村