2012年8月30日木曜日

飼育体験2日目

飼育体験2日目は、牛、羊、ロバへエサをやりからはじめました。
公園の牛はとてもおとなしいので、手を伸ばしても、スッと首を振ってなかなかさわらせてくれません。
声を出さず、息を殺して手を鼻先にかざすと、寄ってきて鼻息だけは感じられました。














ロバも臆病で、飼育員にもあまり体を触らせませんが、みんなは、うまく餌の藁で釣りながら頭を撫でてました。
















その後、豚舎で餌やりと清掃です。

餌の時間を察して「餌くれ」「まず俺にくれ」とアピールするのは決まってこの子














素早く餌をやって、餌を食べている間に糞の掃除。
丁寧に手早く出来ました。
















2012年8月29日水曜日

飼育体験

夏休み期間中に、小中学生対象に飼育体験を催しました。
実施日は、
7月25・26日 8月 8・ 9日 29・30日
今日は各二日ずつの最終回の初日です。
午前中は、うさぎ舎、ニワトリ舎の掃除、採卵。
公園事務所で販売する卵なので、採った卵は乾拭き、ひどい汚れは、さらに水道で水をかけて拭き洗い。
よく話を聞いてテキパキ仕事をしてくれます。
後は、仔豚の予防注射のお手伝い。
仔豚は、注射は好きではありません、なので、獣医の先生が注射をするまで、仔豚を捕まえておくのが仕事です。
豚は体脂肪率15%、筋肉の塊なので体重以上に力が強くおまけにつかみ所の無いあの体。
尻尾と耳をつかんでグイッと引き上げるのがコツですが、初めてだとかわいそうで、なかなかつかめ切れません。
そこをがんばって、抱え上げて身柄確保、無事注射が打てました。

その後は、ミニチュアホースの散歩とブラッシング。
こちらは、畜産センター公園らしいのどかな体験でした


2012年8月28日火曜日

ウールを使った小物つくり 2日目

ウールを使った小物つくり2日目の今日は、ウールで羊を作りました。

受講者の皆さんの羊オールスター







そのほか、染めたウールでストラップも出来ました。










「ウールを使った小物つくり」

昨日(27日)と今日(28日)2日間にわたり、当公園の羊の毛を使った「ウールを使った小物つくり」の講習会を開催しました。
講師をお願いしたのは
岐阜女子大学の斉藤益美先生です。















昨日、第1日目は、ウールの仕上げ洗浄と染色の講習
斉藤先生から講義を受けて、実習です。

鮮やかに染まった羊毛をご覧ください。

小さいお子さんは、斉藤先生の学校の生徒さんに、毛糸玉つくりを指導していただき、講習を楽しんでいただきました。

2012年8月9日木曜日

羊の原毛譲渡


8月8日から10日めで、5月に刈り取った羊の毛の譲渡を行っています。
お譲りする羊毛は2種類、顔の黒いサフォークと全身白いコリデールです。
お一人1kgどちらかの原毛を選んで持って行って頂きます。















黒い顔のサフォークは、肉用種で、コリデールに比べ、毛足が短く、毛に含まれる油分が少なめで、1頭あたりの羊毛の収穫量は少ない羊です。
顔も体も白いコリデールから取れる毛は、毛足が長く、油分大目で縮れています。
縮れた毛で、量も多いので、見た目、サフォークよりコリデールのほうが体型がモコモコしています。















お譲りする原毛は、毛刈りをしたそのままの状態なので、毛糸として使うためには、いろいろ手間がかかります。
毛糸の中の異物とり(畜舎に敷いてあるオガクズとかほこりとか)、モコモコの毛で年中野外ですからそれなりにいろんな物が付いています。
その次は、毛糸の洗濯、1年着替えないで外に居たんですからこれも大変。
うまく洗えたら、今度はその毛を梳く、本来は梳くための器具が必要ですが、犬用の櫛で梳くことも出来る…らしいです。
という具合に
なかなか大変な工程が待っています。

2012年8月1日水曜日

夏の暮らし

酷暑の日々が続きます。
畜産センター公園の動物たちは、クーラーなしの猛暑。
とは言え職員も、外仕事ですので一日クーラーなし、熱中症に気をつけながらの作業です。
猛暑中の動物たちの様子を写真でお伝えします。

モコモコで夏には一番弱そうな羊ですが、炎天下、元気にもりもり牧草を食べてます。














山羊の飼葉桶は、日陰においてあります。
人が通ると、餌かな?
という感じで、桶の前で待っていますが、さっき食べたばっかり。















彼は、日陰より流れた水の冷たさを選んだようです。














ロバは屋根の下で涼んでいました。
この時間、わりあい飼育舎は風がよく通ります。














牛舎には、扇風機が回っています。















暑くても飼葉は外で食べてもらいます。
その間に、人間は蒸し暑い小屋の中で掃除です。














こちらの羊は、小屋の中です。
やっぱり人が来ると、餌かなと、いう感じでよってきます。















放牧場の豚の暑さ対策は、泥んこになることのようです。
水たまりを作って、全身泥だらけになっています。
















乳離れしたばかりの仔豚たちのグランドは、たっぷりの木陰です。
まだアカンボですが、自分の仕事は知っています。
と言うことで、暑さに負けず穴掘り中