2013年9月5日木曜日

バラのつぼみ

夏の暑い盛りにも、以外とバラは咲きます。
ただ、今ちょこちょこ咲かれると、株に養分がたまらず、秋のバラシーズンにきれいに花々を咲かせることができません。
そこで、夏の盛りに咲いたバラは、つぼみのうちに摘んでいました。
そして、少し、ほんの少し涼しくなった9月現在もつぼみを摘んでいますが、今は、10月からのバラのシーズンになるべく揃って花が咲くように調整のためと言うことで、少し意味合いは変わっています。

ところがこのバラのつぼみが美しい、その手の言葉から最も遠い人間ですら、可憐と言う言葉が浮かびます。
このまま捨てるのはどうにももったいない。

そこで、うちのバラ担当を中心に摘み取ったバラを何とか使えないかと考えました。
でも、くだものの実を摘むように、つぼみだけを切り取るので、切花としては使えません。

まずは、ガラスのボールに水を張りそこに浮かべてみました。
少し開いたつぼみは、はすの花みたいに花弁を上にぽっかり浮かんで、これがとてもいい感じ。
バラの花は、撥水性がとても高く、浮くことも良く浮きますが、水をかけても痛みません。
なので、3日や4日は十分きれいな花が楽しめます。
















ところがほんとのつぼみは、水に浮かべると横倒しになってしまってあまり見栄えが良くありません。
小さく固いつぼみは、ドライフラワーにしてみようと言うことになりまして、風が当たるようにつぼみに糸を通して縄のれん見たいにしてつるした。
そしたら、これが、縄のれんの民芸調とは違い、カラフルでポップ。
このままどこかにディスプレイできる感じの仕上がりになりました。
いかがでしょう。