そのときの刈った毛を広報ぎふでお知らせして、1kgずつ10名の方にお譲りいたしました。
そしたら、21日木曜、そのとき羊毛をお譲りした中のお一人が、こんな風にセーターが出来ましたとその毛で編んだセーター2着を持って、事務所を尋ねていらっしゃいました。
バックが悪くてすいません |
お譲りしたのは刈ったそのままの原毛。
ヒツジはお風呂に入れてないし、シャワートイレも使わないので、1年間の色々な汚れがご想像以上にたくさんついていますし、ヒツジの匂いもかなり強い。
こちらのお客様が、2kgの羊毛を持ってらっしゃるは、実は、想像以上の原毛の汚れとにおいに他の当選なさったお客様が、たじろいでお譲りになったという経緯からでした。
と言うことで、2口2kgを持っていっていただいていましたので、1kgで1着のセーターが出来たということです。
こちらのお客様も1月ほどは、2kgの羊毛をさてどうしようかと思案しつつ、ガレージに保管なさっていたようですが、匂いがきつくこれは早いとこ何とかしなければと行動を開始。
羊毛を洗って、汚れを取るのには何度も繰り返し手洗をしなければいけなかったそうで、ここのところが、時間も体力的にもいる大変な作業だそうです。
洗濯が終ると次はカードかけ、これには専用の器具が要ります。
ネットで市内で探し、カードがけの器具とその後の糸を紡ぐ糸車を時間貸しで使わせてくれるお店を探し出し、忙しい日常の仕事の合間の時間を使って少しずつセーターをお見上げついに完成となった次第。
2着目 |
和裁を長くやってらっしゃるそうですが、毛糸の編み物はまだ初心者と仰います。
こんな素敵なセーターを2着も編み上げられたコツは何ですかとお伺いしたところ、根気が一番、根気には自信がありますと教えていただきました。
帽子もあります |
確かに、根気があれば成し遂げられたことは、たくさんあっただろうなと遅すぎる反省をしつつ、もう一度素敵なセーターをじっと拝見いたしました。
根気のかたまり |