今日の講座は救命講習の中の「救命入門コース」90分と言う一番初歩の講習です。
講習の内容は、「胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDの使い方を体験できる短時間の講習」です。
講習は、お話より実践、お話は要点だけで、職員全員が実際に、やってみる、体を使った講習です。
最初は心臓マッサージから、
胸の中心部を両腕で力強く押しましょうというやり方だけでなく。
1.現場の安全確認
交通量の多い道路脇など、救助者が、車に轢かれる危険がありますので、まず周囲の安全確保
2.要救護者の意識があるかの確認
耳元で、大丈夫ですかなどの声かけを3回、徐々に声を大きくしていって返事がないときは
3.大声で周りに助けを求める。
集まった人から
救急車を電話などで呼んでくれる人とAEDを取ってきてくれる人を指名し(ここ重要:誰かと言うとなかなか事がうまく進まない:とのこと)、
4.胸の中心(ど真ん中、左によってはいけません)を両手で強く30回圧迫。
給油ポンプで灯油を汲むように大きなストロークで
5.30回圧迫したら、人工呼吸を2回
あまり強く息を吹き込むと、余分な息でおなかが膨らみ、嘔吐につながるので注意
6.圧迫が大事なので、人工呼吸は、うまく出来ても失敗しても2回でやめ、すぐに圧迫に切り替える。。
圧迫ですが、訓練では30回を3セットやりました。
左右の手のひらを重ねて、上半身の体重全部をかけるので、2セットできつい、3セット目はちょっと必死が入りました。
体重を支える手のひらも痛く、ホントの場面で必死になったら指の骨が折れるかもしれない。
何人かでかわりばんこじゃないととても無理。
パンフレットを読むだけでは分からないことが実感できた講習でした。
そして、一番大事なのは何よりすぐに救急車を呼ぶこと、素人に応急処置は、プロが来るまでのつなぎ。
と言うとことも実感いたしました。
正確な情報は以下のところでご確認願います。
http://www.city.gifu.lg.jp/secure/13359/futuukyuumeikousyuutekisuto2.pdf