今月は、バラの株の風通しをよくするためと、これから出る花芽の数を減らすため、もう少し枝の本数を減らしたり、枝を切落したりのいわば微調整の剪定をおこなっています。
微調整なので、ここらあたりの枝を抜いて風通しをよくして病気の発生を抑えようとか、この枝は切り詰めて、少ない芽数で大きな花を咲かそうとか、一株一株の5月末からの開花のシーズンをイメージして慎重に剪定をしています。
剪定したら、切り口には殺菌剤を塗布 |
うちのバラの担当者が、5月末のバラのシーズンを迎えるのは3度目、とは言え経験年数から言えば丸二年。
岐阜県農業技術センターに指導いただき、岐阜県立国際園芸アカデミーの講習会に参加し、とまだまだ修行中の身です。
したがって、ここを切ろう、あそこを残そうとあれこれ考えながら鋏を入れる剪定の作業も、楽しむ境地にはまだとても達していない様子。
時折バラ園で、一株のバラを前に考え込んでいます。
サクラの花はそろそろ終り |
散りだしたサクラの花びらが舞うバラ園が、公園の主役になるまであともうふた月。
きれいに、たくさんバラが咲き、お客様に喜んでいただければうちの担当の努力も報われる。
今年もきれいに咲くように祈っております。
岐阜市畜産センター公園 奥村