2013年6月24日月曜日

梅雨の花景色

花菖蒲が終わり、やはり湿地に咲くハンゲショウが盛りを迎えました。















花は小さく、目立つのは、白い葉です。
生えている葉っぱ全部でなく、どちらかと言うと枝先の日に良く当たる葉の元から半分以上が、とても明るい白色になります。
緑とのコントラストはそれは鮮やかで涼しげで、清涼感を感じます。

ただ、咲いている場所が日は当たるとはいえ、湿地なので、やぶ蚊がいてのんびりしていると刺されて痒く、清涼感などとは言っていられなくなります。
「半夏生」というのは季節の節目を表す言葉の一つで、夏至か11目を言ったそうです。
ちょうど今ごろ、梅雨の盛りから後半あたり季節を言うのでしょう。
暦の言葉から花の名前が出来たのか、花の名前から暦の名前を決めたのか諸説あるようですが、暦の時季をはずさず今年も咲きました。

梅雨の時期なので、アジサイも元気です。
こちらは色とりどり、とは言え、どの花も淡いパステルな色合いで、梅雨空を軽やかにしてくれます。






今日はそれに加えて、ネムの木が花をつけているのを見つけました。













低い位置に花をつけていたので、しっかり撮れました。


強烈な色ではない、淡いようなピンクなのに、どうも花の感じが日本人離れして、南国な雰囲気、暑さにぴったり、どんと来い猛暑…、
はさすがに言いすぎ。
空梅雨気味ではありますが、湿度は高く蒸し暑い今日この頃、清涼感を味わいに、花を眺めにいらしてください。