2012年11月28日水曜日

11月の終わり、冬の始まり

快晴の朝8時、芝生広場は真っ白。





























初霜、
では無いかもしれませんが、広場全体が真っ白になった朝は今期初めてです。














メタセコイヤからは、ふるような落ち葉、公園の紅葉は染まってきたかと思う間も無く終わりの始まり。














快晴の日差しは暖かく穏やかで、霜は見る間にゆらゆらと蒸気となって消えて行くのですが、もう秋じゃない、冬の朝の光景でした。

2012年11月22日木曜日

男女間で一致する趣味は紅葉と動物

男女間の趣味趣向には隔たりが大きくて、お互いが楽しめることというのは、この二つだけ… 何だそうです。
昨日の明石家さんま「ホンマでっかTV」で言っていました。
ならば、当公園のナンキンハゼの下の仔豚といえばドンピシャ。















紅葉はもう後半、楽しいデートはお早めに.
黒毛和牛の赤ちゃんもいます。

2012年11月21日水曜日

みっちゃんはお母さん

黒毛和牛のオスの赤ちゃんが生まれて、10日たちました。














生まれてすぐは、赤ちゃんがお母さんのお乳を咥えにいかなくて、ちゃんと育つのかなと心配しましたが、今はもうしっかりお乳を咥えています。
お乳を咥えながら、時々ぐいぐいとお母さんのおなかを突っつくような仕草を見せるのは、お乳の出を良くしようとしているのでしょう。
食欲旺盛で頼もしい感じです。
最初の日、お乳を吸わない赤ちゃんに、初めてお母さんになったみっちゃん(みっちゃんが正式な名前なので、敬称をつけると「みっちゃん」さんになります。)も戸惑っているのか、自分から赤ちゃんに寄って行きはしませんでした。
しかしかれこれ10日経過した今は、おっぱいを吸っていない間も、みっちゃんは、赤ちゃんに鼻面を寄せて舐めています。
我々が牛舎の中に入ると、赤ちゃんを隠すように、前に立ちはだかるような仕草も見せます。
だんだん親子に成長して行くのだなと思うと、感慨深いところですが、体測とかで、赤ちゃんにさわりたいのに、みっちゃんが、頭を下げて迫ってくるのは困ります。

大きいことはいいことだ

公園で販売している、有機肥料「椿」(15kg入りで消費税込み315円)は固定ファンが多く、お買い上げの際にしばしば「椿」の良い評判を伺います。
今日いらしたお客様は、その中でも大ファンと言えそうです。
通常元肥として使われることが多いのですが、今日の客様は追肥としても活用されているそうです。
その効果はてき面。
「椿」の良いところは追肥にたくさん使っても、化成肥料と違い肥料焼けを起こさないところだそうです
追肥をやれば何でも大きく立派に育つと「椿」をほめていただきました。
味のほうは、いかがですかと伺ったら、少し考え込まれました。
そこのところは、大きさほどの違いは無いようです。
お客様と「椿」談義をしていたら、別のお客様がいらっしゃいました。
こちらのお客様は、初めて「椿」を購入されるとのこと。
今年ゴーヤを育てられたのですが、ご近所のお宅のゴーヤが大きく立派で、うちのが、大変見劣りする。
そこで、大きく育てる秘訣をその方に伺ったら、「椿」を使いなさいとアドバイスをもらったので買いに来たとおっしゃいました。
いまこちらのお客様ともそのお話をしていたところだったんですと、さらに「椿」談義が盛り上がりました。
育てるからには、大きく方がエライというのは、野菜を育てていらっしゃる方々の中には共通の情熱かなと思いました。
最初のお客様に、できた野菜はどうなさいますかと伺ったところ、大きくて形の良いものからご近所、お友達におすそ分けして、ご自宅には、見栄えの良くないものを残すのだそうです。
立派に作った作品は、絵画や彫刻みたいに、人に見てもらいたいという情熱も園芸ををなさる方に共通するように思いました。
そこで、「椿」で作った作物の作品展というか品評会を開いたら、出品していただけますかと伺うと、励みになるといっていただきました。
企画を立ち上げようと思います。

晩秋に出産ラッシュ

おととい19日の出産に続いて、今日も別のお母さんが赤ちゃんを産みました。
寒くなってきたので、生まれてすぐのぶたの赤ちゃんは、暖かくしてあげないといけません。
当分の間、オレンジ色のヒーターの下でぬくぬく育ちます。














でも本来、ぶたは寒さには割合強いようです。
10月はじめに生まれた仔豚たちは、生まれてこの方寒くなる一方ですが、外を駆け回って、けんかもして、とても元気。














今度生まれた、あかぼうたちも、お乳をしっかり飲んで、雪の降る前に体力をつけて、コタツで丸くならない元気なぶたに育って、お客様に見てもらえるよう願っています。


面白いもの発見講座

平成24年10月12日(土)を皮切りに、公園内のハイキングコースを散策して、森の樹木・草花・昆虫の魅力を探し、山歩きの楽しさを知る「面白いもの発見講座」を開催しています。
講座は、全10回 
平成24年 10.11.12月 平成25年2.3.4.5.6.7.8月、毎月第2土曜日に開催しています。

毎月の講座で発見した四季折々の「面白いもの」は、講座の最後に受講生の皆さんが1枚の冊子にまとめます。
11月10日2回目の「面白いもの発見講座」のテーマは「木の実探し」
森の木の実が色づいたハイキングコースを「面白いもの発見講座」のマップを頼りに散策してみませんか。


冊子は、ビジターハウス1階カウンターに置いてありますので、ご自由にお持ちください。

2012年11月14日水曜日

晩秋の彩り

どんどん寒くなっていくのに比べて、紅葉はあまり進まないなと思っていたのですが、先週から公園も周りの山も瞬く間に色づき、歩道に落ち葉が敷きつめられてきました。
そんな晩秋の彩りを公園を利用いただいているお客様からの写真でご紹介いたします。






2012年11月13日火曜日

うしの赤ちゃんが生まれました

11月11日午前0時30分(11月10日深夜24:30)黒毛和牛の赤ちゃんが1頭生まれました。
公園でうしの赤ちゃんが生まれるのは初めてです。
予定日を2週間以上越えての出産でした。
体重34kgのオス、平均より少し重いのは、予定日を2週間も超えて生まれたからかもしれません。
予定日をを大幅に超えると、おなかの赤ちゃんが育ちすぎて、出産が困難になり、母子ともに危険ということで、11月9日、陣痛促進剤を獣医さんに打ってもらいました。
それでも生まれなければ、帝王切開もやむなしという事だったので、われわれ職員は、無事生まれてくれと祈るような気持ちで週末を迎えました。
うちの畜産リーダーは、促進剤を打ってもらった金曜の23時ころに一度、牛舎の様子を見て、土曜の23時2度目で、出産の兆候を確認。
深夜ですが、獣医さんと、畜産のスタッフ全員に連絡。
みんなが集合するころにお産が始まりました。
出産は順調に進みましたが、足が見えたあたりで、お母さんのいきみかたが足らなかったせいか、すぐに赤ちゃんが出てこなかったので、スタッフ二人で、赤ちゃんの足をつかんで、お母さんのおなかから引っ張り出しました。
すぐに、獣医の先生に診ていただき母子ともに順調のお墨付きをいただき、無事出産を終えました。























ただひとつ気がかりが.
赤ちゃんが、おっぱいを吸いにいかないのです。
先生が、赤ちゃんをお母さんのおっぱいまで連れて行っても、くわえようとしません。
日曜日のお昼を過ぎても、一度もお母さんのお乳を飲んでいない様子。
とても心配したのですが、月曜朝には、お乳を飲んでいるところが確認できました。
一同これで安心とほっと胸をなでおろしたところです。















牛舎の窓や柵越しに、赤ちゃんを見ていただけますが、遠足など団体のお客様の声には驚くようで、すぐに牛舎の奥に引っ込んでしまいます。
見学のお客様には、石川遼君のティーショットほどではありませんが、ぜひお静かにご覧いただくようお願い申し上げます。
もう寒くなりましたので、冬の間、放牧はいたしません。
柵越しに見ていただけるのは、牛舎のコンクリートの土間のところにいるときです。
よろしくお願いいたします。

2012年11月12日月曜日

新しいイベントのお知らせ

今年、3月岐阜市畜産センター公園でメスの羊の赤ちゃんが産まれました。名前は「マロン」
 今日はお天気もいいので、お母さんと一緒に公園内にお散歩に出かけました。
「マロン」はとっても好奇心旺盛です。公園内の動物たちにごあいさつしたり、お友達の「げんき」と遊んだり。バラ園も大好き!!
そんな、「マロン」にお母さんはハラハラ。「マロンちゃん、ちゃんとお母さんについて来てね。」
 でも・・・。お母さんがふりむくと「マロン」がいません。

お母さんは大慌て。「マロンちゃん、どこにいるの??」お母さんが呼んでもお返事がありません。
「マロン」はどこに行ってしまったのでしょう・・・。
 そこで、皆さんにお願いです。
公園内のどこかで迷子になっている「マロン」を探してください。
ヒントは園内の家畜が教えてくれます。
君は、名探偵になれるかな!?






というわけで
『君は名探偵!!マロンちゃんはどこだ・・・。』
        ~クイズラリー~
    
平成24年11月2日(金)~29日(木)
受付 10:00~12:00
ビジターセンター2階 管理事務所
 
1日20名様 小学生以下〈保護者同伴〉
参加費  1人200円(プレゼント付)
プレゼントは、この5枚のうちの一枚
   













4週連続企画 問題は毎週変わります!!
マロンちゃんは、天気がいいと出かけるので、雨天時 中止 となりますのでよろしくお願いします。

2012年11月9日金曜日

満員御礼

10月からこの11月の初旬まで、遠足でたくさんのお客さまで賑わいました。
当公園は、ぶた、うし、ひつじとお馴染みの動物ばかりですが、来園いただいたお客様は、皆さんとても興味を持ってごらんいただいています。
やっぱり本物を間近で見るのは、楽しいんだと思います。















遠足のお子さんたちで賑わう畜舎の中で、ひときわ人だかりができている場所があります















ここは、かわいい仔豚、生まれて1ヶ月たたない赤ちゃんブタが駆け回ってる場所です。




それからこちら















ここにいるのはいろんな種類のニワトリの雛たちです。














普段は暖房を聞かせた育雛舎で大きくなるまで育てられるので、普段は、皆さんにご覧頂くことができないのですが、この日は、遠足のお子さんに特別公開です。
ちょっと触ってもらえれば、みんなにもっと喜んでもらえるのですが、百人単位の団体さんが何組かなので、残念ながら、さわらないでねと約束してご覧頂きました。
それでも、カワイイ、カワイイと好評でした。

2012年11月3日土曜日

わたし待つわ

黒毛和牛の出産が近づいています。
出産予定日はもう過ぎました。
生まれてくる仔牛のための仕切りを作ってもう1週間になりますが、お母さんになる牛に、まだはっきりした出産の兆候は現れていません。

ここひと月、たくさんの幼稚園や小学校から遠足に来ていただいていますので、小さいお客様に赤ちゃんが見てもらえたらなと期待していましたが、そうタイミングよくは行かないようです。

でも、もうすぐ生まれます。
生まれたら、ブログでお知らせします。
見に来てくださいね。

それまで、われわれも待ちます。
多分お母さん牛も待ってます。

ロミオとジュリエット

若いいオス豚が、隣のメスへ、ブロック塀越しに愛をささやいています。














メスは、21日ごとに2,3日の発情期がきます。
発情していないメスは、どんなに熱心に口説かれても知らん顔。
オスは、大変熱心ですが、当分は相手にしてもらえそうにありません。














でも、ロミオとジュリエットみたいな障害はありません。
メスがその気になってくれるまで、がんばれロミオ。
恋はいつか実る、 
と思うよ

はんぶん秋

芝生広場に大きな木陰を作るケヤキが紅葉を始めました。
片方の木はすっかり赤いのに、もう一方はまだ緑が濃くて、遠くから見ると1本の樹の半分が紅葉しているように見えます。















赤いほうが南向き、あおい方が北向きなので違いが出るのでしょうか。
はんぶん秋、それでは残りの半分は?















山の紅葉はまだの様子ですが、今週はじめからめっきり寒くなって、畜産センターの空気で言えば、はんぶんはもう冬  …かな。