咲いている場所は、ふもとに近いなだらかな斜面です。
5月28日現在5輪を確認。
咲き出すと次々続くと思います |
ササユリまでは未舗装を歩くので、足元が、革靴やハイヒールでは、歩き辛いし、傷がついたらもったいないのですが、かかとのない歩きやすい靴でおいでならば、バラ園から近いので、気軽に足を伸ばせます。
少年の家の裏から、ハイキングコースを一歩はいれば、ふもとに近いといってもササユリが咲いているのところはそれなりに森の中。
初夏のまぶしい日差しは、頭上を覆う木々の葉に透かされて、森の中は、ほの暗く、枝を抜けるくっきりとまぶしい木漏れ日が、幾すじもゆらゆらと揺れながらササユリや下草を照らします。
渓流とはいえませんが、二本ある小さな流がささやかな滝つぼをいくつも作っていて、水の落ちる音が心地よく、響きます。
そして森にそよぐ風がひんやり。
ほんの少ししか離れていないバラ園や芝生広場でさえ、下界てな気持ちになりますので街からいらっしゃれば別天地と言えなくも無い。
ササユリの見ごろは、来週6月はじめから、中旬までの2週間と予想しています。
梅雨の始まる前にひと目ササユリを御覧になってください。
この時期、晴れた日のササユリの森はとても心地良いですが、何故だか今年は、(たぶん昨年大発生したマイマイガの幼虫だと思いますが)毛虫が多い。
芝生広場の真ん中やバラ園の中では気がつきませんが、森の中では、毛虫はそこここにいます。
頭上を覆う木々からは、糸を伸ばして垂れ下がったやつらがブランブランと揺れています。
気がつけば、前を行く人の背中に毛虫がノソノソ、となればあなたの肩にもモゾモゾ。
毛虫だけでなく、耳元をブーン、目の前をチラチラと顔にまとわりつく羽虫も例年になく多いように思います。
ゆらゆら揺れてお出迎え |
足元は軽装で良いと思いますが、毛虫が降ってきたときの為、長袖に長ズボン。
誰かの肩の毛虫を払ったり、つまんだりする為の軍手。
くらいは必要かなと思います。
ついでに、頭に毛虫が乗っからないように帽子、羽虫が気になるならばサングラスあたりも準備されれば憂いなし。
夏からはスズメバチも飛びますが、今のところはまだ目撃されていませんので、その点はご安心ください。
岐阜市畜産センター公園 奥村