2014年12月19日金曜日

雪の日の楽しみ

昨日18日の朝は、いちめん銀世界。
晴れ間は出るものの昨日の雪の名残のかざ花が舞ったり、木枯らしが吹き付けてきたり、凍える一日でした。
空けて18日金曜日は、朝からピーカン。
アスファルトや砂利などの舗装部分の雪は、朝のうちにあらかた溶けていました。
芝の雪も、多分今日のうちに結構溶けてしまいしまうなと残念に思っていたら、市内の幼稚園から園児さん91名がマイクロバス3台でご来園。
予定は凧揚げだったそうですが、芝生広場が真っ白だったので、急遽予定を雪遊びに変更されたそうです。
芝生広場の小さな丘をゴミ袋かなんかのビニールをお尻に敷いて滑ったり。
重くて大人でも持ち上げられないようなでっかい雪玉を先生二人に持ち上げてもらって、大きな雪だるまを作ったり。
芝生広場を縦断して雪の中に、長い長い足跡をつけたり、雪合戦で走り回ったり。
芝生広場全部を使って遊びます














でっかい雪球製作中














今日一番の出来?














ソリ遊び














天気が良すぎて、目がシバシバするくらい雪の反射がまぶしい、とっておきの青空の下、楽しそうな子どもたちを見ているとそれだけでこっちもうれしく、ウキウキします。
しゅうごぉー














雪も良いなと思う光景でした。

岐阜市畜産センター公園 奥村

2014年12月18日木曜日

12月の雪景色

12月18日岐阜市畜産センター公園は真っ白になりました。

雪がたくさん降れば一番見ごたえがあるのは芝生広場です。
一面雪に覆われて雪原になりました。














出勤時の道路は雪が残り、あちこちで渋滞中、出勤後、朝一に雪かきに取り掛かったのですが、そんな朝、午前9時にはすでに雪だるまが2つ出来ていました。
ご覧のとおりなかなか立派、周りに残る足跡の様子からは、多分、出来たてのほやほや。
雪だるまの写真は難しい














平日の朝の出来事、誰が何時ころから作ったものなんでしょう。

 たくさん降りましたが、まだ地温が高い12月の雪なので、わりあいに早く溶けそうです。
土曜には雨の予想なので、積もった雪が週末に残ったとしてもシャーベット状で、土日の雪だるまつくりはちょっと厳しいかもしれません。

17日の寒波の中、動物たちがどうしているのかをご紹介いたしましたが、明けて18日、雪の中の動物たちの様子も写真に収めました。
寒波に負けなかった豚や牛は、今日も元気に外にいます。
お見合いなのか喧嘩なのか

寒くても平気

仲良きことは






































昨日は厩舎にいて呼んでも顔を出さなかった木曽馬も、今日は雪の中へ出ていました。
日光浴かな














山羊は小屋のひさしで雪を避けていました。
外は気になるけどあと一歩が踏み出せない














ひつじは、外にいたので、雪をバックにモコモコを撮ろうとしたところ、何かご機嫌を損ねたらしく、一頭が畜舎に引っ込むと、付和雷同気質の羊たちは、それについて皆引っ込んでしまって、思った写真が取れませんでした。
さいならぁー














動物たちの世話にも支障が出るので、雪はあまり歓迎できませんが、雪の公園はとてもきれいだと思います。
芝生広場にたくさんの雪だるまが出来ていたりするとうれしい気持ちにもなりますし、動物たちの様子もちょっと違って見えたりして楽しいところもあります。
ですから、今シーズンもう一回くらいは、雪が降っても良いなと、少し思います。
もちろん降った雪は早く溶けてくれるに越したことはありませんが。

岐阜市畜産センター公園 奥村

寒波

12月17日、天気予報どおり強い寒気がやってきました。
青空が見えることの多い日ですが、風が強く、しかもとても冷たい。
こんな日は、多分多くのお客様が、来園しても動物が小屋に引っ込んで出てこないのではないかと思っていらしゃるでしょう。
そこで、寒波の中、来園いただいて、動物は見られるか。
お昼少し前に園内を見て回りました。

放牧場の豚たちは、東も西もみんな外に出ていました。
一頭は寒くて渇きの悪い地面を鼻で掘り返し更に乾き難くぬかるませるのに余念がありません。
子どもを生み終え乳離れして分娩豚舎から帰ってきたメス豚には、他のメスが序列決定の喧嘩を吹っかけ、互いに勇ましい声を上げています。
中には、自分たちが作った水たまりの脇に佇み、水に入ろうかと思案中の猛者もいますが、さすがに今日は、前足をちょっとつけただけで断念しました。
放牧豚舎はこんな具合で、寒くても賑やかでそれなりに見ごたえがあると思います。
さすがに水浴びはしませんでした。














馬では、ポニーやミニチュアホースが、日曜の雪がまだ少し残っている運動場に3頭、いたって普通に出ていましたが、木曽馬舎の馬は姿が見えず、みんな厩舎に入っています。
昨年の大雪のとき降り積もる雪をものともせずたてがみから湯気を上げながらはしゃいでいたので、木曽馬は寒がりではありません。
多分厩舎にまだ、飼い葉があるのだと思います。
おなかがふくれれば、外にも出てくると思われます。

牛舎の黒毛和牛親子は二頭とも、運動場でしゃがみこみ、まったりしています。
ひなたぼっこには日差しが弱いと思いますが、寒気はそれ程気にならない様子。
お客様からは、じっくりかつ、よく見ていただけます。
見るからに寒さには強そう














羊舎のひつじ、ヤギ舎の山羊は一頭も見当たりませんでした。みんな飼育舎の中に引っ込んでいます。
でも、好奇心が強いので、「おーい」と飼育舎に向けて呼んでやると、「ナンダ?」と言う感じで顔を出します。
ただし、面白くなさそうにこっちを見て、「なーんだ」見たいなしらけた感じで畜舎に戻るともう「おーい」と呼んでも出て来ないので、その感じにちょっとイラッとします。

ボーと見られる。














他の畜舎とは離れたところ、自販機コーナーと休憩所の裏の山際の隔離舎に、ロバのペイペイとデュロックのの仔豚がいます。
隔離舎は二部屋並びの長屋です。
仔豚は、掃除で部屋に入ってくる入る飼育員にまとわり付き、土をほじくって泥だらけの鼻を洗濯したばかりのズボンに押し付け、鼻スタンプをいっぱいつけるので、少し鬱陶しがられています。
そして、おりの外の人にも寄ってきます。
ひつじみたいにしらけた態度ではありませんが、人懐っこいとも違う、もっと押しが強く、檻にへばりつきます。
人になつくよう、餌のほかに果物をおやつにやっていたので、「なんかくれ」と寄っていくのが癖になっているのだと思います。
クレクレ感が強く、その態度にいつも餌が足りてないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません、ちゃんとやっています。
足りてるのにもっとよこせと訴える色気より食い気の女の子。
鼻で土をこねるのがすき。














隣のペイペイは、隣の仔豚が人にかまわれると僻んで、ヒーハー、ビーハー大きな声で鳴きます。
午年のロバで24歳、いい年ですが、割り合い、かまってチャン。
小屋の前の運動場が寒さで乾かず、一面水が浮いているので、濡れるのが嫌なのか、外には出ず小屋から大きな顔を突き出して訴えていました。
ひつじと違って、視線に想いを感じる。














隔離舎の二頭は間違いなくご覧いただけます。

赤い平屋の分娩豚舎には、まだ生まれてひと月たたない仔豚がいます。
冬でも天気の良い日は、小屋の戸を開け外に出しますが、ちょっと今日は寒すぎて運動場へのドアは閉めました。
もう少し大きくなれば、冬でも外に出します。
彼らも寒さにめげず結構外を走り回ります。

元々家畜動物は寒冷地に適した種で、寒さには強いようです。
冬だと言って小屋の中から出てこないと言うことはありませんから、冬休みに来たいただいても動物は見られます。
芝生広場は雪が降れば、積もりやすく、転がしても雪玉が汚れないので、でっかくて真っ白の雪だるまが作れます。
また、広いので凧揚げにも最適。

動物だけでなく、芝生広場もあって、冬の畜産センターも結構楽しんでいただけますので是非、アッタカイ格好でお越しください

岐阜市畜産センター公園 奥村

2014年12月9日火曜日

ぴよぴよクリスマス

12月8日月曜日、今日は今年最後のぴよぴよコンサートです。
本日の客様は、大人、お子さん合わせて119名、比率はほぼ半分半分。
週末は、平年より一週間ほど早い初雪と物凄く冷え込みましたが、週明け少し暖かくなったおかげもあり、相変わらずの盛況でした。













今月は、戸本先生ご夫妻の管楽器とヴァイオリン、それにピアノを加えたリングトリオアンサンブルの皆さんにサクソフォンが加わって、クリスマスソングを中心にしたコンサートです。
第一部はサクソフォンのソロ
サックスは、カジュアルで大人っぽい感じがしますが、ウキウキしたクリスマスのメロディにはピヨさんもノリノリ。
第二部はリングトリオアンサンブルの演奏。













第三部は4人の奏者でクリスマスにちなんだ楽曲を色々揃えその中から、お客様に選んでいただいた曲を演奏するクリスマス福袋。
お母さん方は手拍子、ピヨちゃんたちは曲に合わせてピョンピョン、楽しいコンサートになりました。

今年は隔月で6回のぴよぴよコンサート、春、秋には200名を超えた回があり、夏の盛りの暑い日や今回みたいに寒い日も100名前後のお客様に来ていただけました。
我々主催者の予想を超える盛況に驚きよろこんだ1年です。













小さいお子さん方に楽しく本物の音に触れていただけるよう、来年もコンサートを続けていきますので宜しくお願いします。

2014年11月27日木曜日

秋のフィナーレ

先々週、なので11月5日か6日、そちらの紅葉は今どうでしょうとお客様からお電話でお問合せをいただだきました。
お電話をいただいたとき、うちの公園では、芝生広場のケヤキ、畜舎のナンキンハゼはもう葉を落としていましたが、山ぎわのもみじはそれなりに赤く、道路沿いのメタセコイヤはまだみどり。
いろんな木々がてんでに紅葉するので、春のサクラの、五分とか見ごろ、散り始めみたいな簡潔な表現が出来ません。
結局、今の窓の向こうの様子をあれこれお話していると、何かの言い訳のようで行楽情報とは言いがたい雰囲気になってしまい申し訳なかったです。

電話が終って、あらためて木々を見渡してみるのですが、まだ青い葉っぱから落葉してしまった木まであって、今が紅葉の始まりか、途中か、終わりがけか、そこさえよく分からない。
まだ青いメタセコイヤの葉っぱを見ていると、今年のメタセコイヤは、紅葉が遅すぎで、見ごろと言える時期は無いのかもしれない、とか、そもそも、もみじを何十本と植えているわけではなし、いろんな木がいろんなタイミングで、たまたま紅葉しているだけで、ことさらお勧め出来るようなバッチリの紅葉の時期なんてものは、無いじゃないかとか考えてしまいました。

紅葉は、あちらの木が赤くなるころ、こちらはまだみどり、なのにもう葉の散った木もあって、ソメイヨシノが一斉に咲くその日が春のオープニングみたいな春のメリハリはつき難く、むしろそういう日々の変化の中にある、小さい秋を見つけながら、気がつけば、葉が落ちて冬がやってくるそういうのが秋の風情。
紅葉も見ごろなんて言葉は使わず、日々のうつろいをそれぞれに、そして穏やかに楽しでいただけるような具合にその時々の様子を(もちろん、もう少し言い訳がましくなく)情報提供が出来るといいなぁと言うのが11月初旬の結論でした。

が、11月26日、前日からの雨がまだ止まず、朝から夕暮れみたいな日差しの一日にもかかわらず、ビジターハウス正面のメタセコイヤが燃えるようなオレンジ色、他のメタセコイヤも、もうほぼオレンジ。
公園の西のやまぎわは、こんなにたくさんモミジあったんだと驚く赤。
昨年は猛暑で、早々と葉を落としていたドウダンツツジが、今年は真っ赤。
お昼に行きつけのガソリンスタンドに寄ったら、そこのご主人も、周りの山の紅葉が今日一日で一気に進んだ感じがすると仰います。
公園の山ぎわ、ハイキングコースの入口には、サザンカが満開で、溢れた花びらが、散策路に散って花道まで出来ています。
メタセコイヤのオレンジ
写真より赤いもみじ

ドウダンの赤は秋のあか

赤じゃないピンクでもない、サザンカの花びらの色何と言えば良いんでしょう  
 そして今日11月27日は雲ひとつ無い快晴。
前言撤回、小さい秋ばっかりじゃありません、お日様を透かした葉っぱがステンドグラスのように美しく、今日、もし、紅葉についてのお問い合わせをいただけば、今が見ごろと簡潔にお返事いたします。

今日からが、当公園の紅葉のピーク、秋のフィナーレ、木枯らしが吹いて葉っぱが散る前に、ぜひぜひ紅葉散策にお越しください。

2014年11月9日日曜日

オータムフェスタ終了

雨の中、ご来園いただきありがとうございました。
オータムフェスタ終了いたします。
11月9日 午後3時

オータムフェスタこんな感じで開催中

こんな感じで開催中です。
















オータムフェスタ開催中 なうです。

本日のオータムフェスタ、生憎の雨のため大幅な縮小となり、餌やり体験、和太鼓演奏は中止になりましたが、ビジターハウスでクラフトマーケットやしいたけ販売、羊毛加工の実演、飛騨牛コロッケや、岐阜イチゴのソフトキャンディ販売などいたしております。
少年の家では青空児童館も開催いたします。雨も小止みですので、少し小さめですがアットホームなオータムフェスタにぜひお越しください。







2014年10月21日火曜日

バラと紅葉

公園のバラが、盛りを迎えました。
今年は、11月の初旬まで見ごろが続くと予想しています。
情熱の赤














秋も中盤、朝晩は肌寒く感じられる今日この頃、多分もう台風の心配はしないですみますが、今週は雨が続くらしいので、それが心配。
バラは、花弁の重なりに雨水をためてしまい、そのせいで花が重くなり、茎が折れることがあります。
したがって、大きくてボリュームのある、見栄えのいい花ほで折れやすい。
晴れた日のバラも良いですが、曇りの日のバラは、花の色に深みがあってそれはそれで風情があります。
11月初旬までと言いつつ、ピークの今、出来れば観にきていただきたい。
一番ボリュームのある株はこのマチルダ














白は曇り空に映える気がします

初々しい黄色


























バラが花の盛りを迎える一方、ナンキンハゼが赤くなり始めた園内の紅葉はいよいよこれからです。
真ん中のナンキンハゼが色づきました














ケヤキも赤くなってきましたが、並木になっているメタセコイヤはまだ緑。
ハイキングコースも、そろそろの色合いですが、秋の色はまだ現れず。
でも、紅葉もつるべ落としの秋の日に似て、兆しを感じれば、瞬く間に秋色に染まる日がやってきます。
というわけで、紅葉はまもなく。
写真で見るよりは色づいてるケヤキ














バラと紅葉が待つ畜産センター公園で、爽やかな秋をお楽しみください。

11月9日には、4月27日のスプリングフェスタに続きオータムフェスタを開催いたしますのでこちらも宜しくお願いします。

岐阜市畜産センター公園 奥村